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発達障害改善にピアノレッスンが良い

以下、脳科学者の澤口先生の記事を引用します: 2-2. 発達障害者や高齢者にも効果を発揮する ピアノを弾くことでADHD(注意欠損多動性障害)などの発達障害が改善されることも実証されています。以前重度の自閉症のお子さんを小学校の普通学級に入れたいというご両親の希望を伺って、ピアノを提案したのですが、半年後には言葉が増えてきて、小学校1年生で全く問題なくついていくことができました。その時はピアノだけでなくもう一つの訓練もしたので、何が一番効果があったのかは分かりませんが、ピアノができるお子さんにはお勧めしています。もしピアノ教室に障害児のお子さんが来たら、ぜひ彼らを受け入れて頂きたいです。最初は5分間座って弾くところからでもいいんです。 また一般知能が高いと、環境適応能力が高いので不登校になりにくいです。そのような能力を鍛えるにもピアノが1番良く、2番目は算盤、サッカーです。脳トレの中には良いのもありますが、面白くないと長く続きません。ピアノは上達していく面白さがありますね。また高齢者でも6年間くらい楽器を演奏すると、衰退している部分の脳の大きさが保たれます。 大元記事リンク: http://www.piano.or.jp/report/04ess/livereport/2015/07/31_20033.html アメリカでもピアノが脳にとってベネフィットが多いということは、日本よりももっと以前から研究がされてきましたが、発達障害の生徒の中には、ピアノは嫌という子もいますよね。その場合、ピアノに限らず、他の楽器で音楽を学ぶことでも効果が期待出来るという研究結果もあるので、ピアノを嫌がったら無理させず、他に興味を持つ楽器というオプションも捨てがたいですね。 以下、音楽レッスンが自閉症改善に効果があるということを、研究報告と共に書かれたアメリカの英文記事を一部紹介します。 More parents and teachers of special needs children are starting to realize the remarkable connection between music and autism. Research has shown that when autistic children intera

はじめに

アメリカに18年住んだ感覚から、発達障害の認知度が日本の方が米より遅れていることは、帰国してから肌で感じていることですが、スクリーニングしたら日本にも多いと思いますし、身近にいるのが普通だと思います。 日本でもピアノレッスンが発達障害に良いと、脳科学者の澤口俊之先生も提唱していますので、ピアノレッスンを考える方も多いのではないのかと思います。 参考リンク: http://www.piano.or.jp/report/04ess/livereport/2015/07/31_20033.html これから、アメリカで得た知識や経験を交えて、ブログに書いていきたいと思います。 補足:「発達障害」という書き方ですが、自分は、アメリカに18年住み、呼び方を気にしたりする感覚が逆に不自然に感じるため、敢えて「発達障害」と書いてます。